ぬり絵

芸術的活動は、子どもの創造性や精神力の発達に重要であり、幼少期からフリースタイルドローイングなどの芸術的表現を通して、想像力を発揮する機会を与えられることが必要です。しかし、世界の多くの地域では、5〜6歳までは絵を描く機会がほとんどないのが現状です。そこで、精神的教育の1年目にあたる子どもたちのために、クラスにぬり絵を取り入れています。子どもたちにとってぬり絵は、暗記、歌、読み聞かせ、ゲームなどに並んで、最も魅力的な時間のひとつです。この活動は、次の学年のより複雑な芸術活動に進むために必要な自信を彼らの中に生み出します。手先の器用さや規律の感覚を養う手段であり、美に対する認識を高めるのに役立ちます。

1年生の各レッスンは、寛大さ、親切、許しなど、特定の精神的特質を中心に構成されており、子どもたちの人格形成に貢献することを目的としています。また、すべてのぬり絵のページの下には、子どもたちが授業中に暗記するよう求められた引用文が掲載されています。これは、先生がその日の授業のテーマを強調するための新たな機会でもあります。絵の中の描写についてクラスで質問することで、先生は子どもたちに絵の中で起こっていることを話しながら、考えを明確にし、頭の中で関連付ける機会を与えることができるのです。

ぬり絵の用紙をダウンロードする

1年生の先生方が授業で使いやすいように、このぬり絵を多言語の引用文とともにここに掲載し、必要に応じてダウンロード、複製できるようにしました。また、「こんな絵があったらいいな」というご意見もお待ちしています。